急性肺炎と軽い脳炎症状
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症例報告者(氏名) 斉藤友美恵
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報告者のオフィス名 増田カイロプラクティックセンター
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症例投稿日 2011.12.31
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患者さまの性別 女
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患者さまの年齢 40代
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施術者の都道府県 静岡県
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施術前の状態 |
当センターにて継続施術中の患者さん。
週末から軽い咳があり、週明けてかなり辛くなってきたと来院。症状から病院受診勧めるも、本人水分は摂れるため拒否。
発熱(39度)・頭痛(血圧160/100)・硬部硬直はないものの、後頭部から後頚部に違和感あり・吐気なし・食欲不振・呼吸苦(酸素飽和度92〜95%)・気管支喘鳴あり。
約15年前から年1回くらいの頻度で風邪をひくのだが、風邪をひくと、いつも気管支炎〜肺炎を併発し、ひどいと喘息症状あり。
NAETを始めるまでは、毎回抗生物質などを内服していた。
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施術の経過 |
NAET急性治療手順に基づき調べると、感染源に反応あり。バイタルサインも異常値を示し、かなりしんどい様子。
まず最優先項目として反応したのが、細菌群のなかで薬剤耐性菌群。 バンコマイシン耐性ブドウ球菌、薬剤耐性インフルエンザ菌、およびその組み合わせを急性扱いにて、集中的に2日間に渡り実施。
この時点で38〜39度台の熱が微熱程度に、血圧も160/100台から130/80台まで下降。酸素飽和度は92%から98%まで上昇。
その後、急性期反応は解消されたものの、咳・黄色痰・黄色鼻汁・鼻腔のただれ・軽度頭痛・食欲不振は続く。
肺炎球菌・花粉・排気ガス・ディーゼル・EBウィルス・HHV7・単純ヘルペス2型などに関して、単独および組み合わせまで除去していった。
ヘルペス関連の組み合わせがすべて終わる頃には、黄色痰・黄色鼻汁・鼻腔のただれも改善。 食事も3食摂れるようになった。
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備考 |
冬期は高気圧優位で、細菌・ウィルスの活性度が高い時期である。
今回体調を崩す前に、久しぶりにチョコをたくさん食べたり、寒いところにいたり、睡眠不足気味であったり…など、不摂生がたたったようだ。
感染源のアレルギーが完全に除去されれば、再発の心配はなくなるが、寒さ・ストレス・疲労の蓄積・睡眠不足・過度の紫外線・食生活の悪さなどは、他に寝ている潜在感染源を今後も起す可能性がある。
よって、冬期は特に、自己体調管理に注意するよう指導している。
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更新日時 2012/02/04/20:54:40
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